山陰随一のツーリングスポット「隼駅」を知ってるか。

ここしばらくの情勢で人気を高めているバイク。

懸念される“蜜”を避けながら、自由気ままに素早く移動できる手段として非常に重宝します。

とはいえ、せっかくバイク乗りになったのだから、単なる移動手段というだけでなく「ツーリング」なんかも楽しみたいですよね。

ツーリングに行きたい。でもどこにいこうか、そもそもバイク歴も浅いのにツーリングなんてして大丈夫なのか…。バイク初心者と呼ばれる人には不安なことが多いと思います。

今回は人口が少ない県でおなじみ、鳥取県のツーリングスポット「隼駅」を紹介します。
この周辺はベテランライダーにとっても足を伸ばすに足る楽しいエリアなので要注目です!

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【無くなる前に】一眼レフ最強単玉「Otus」シリーズを手に入れよう

Nikonの一眼レフ Dfに取り付けられた馬鹿げたサイズのレンズを覚えていますか?

これは、レンズメーカー・コシナがカールツァイスブランドでリリースしている単焦点レンズ「Otus」(オータス)シリーズの標準レンズ55mmf1.4です。

光学に全振りされたサイズ感とそれに伴う価格帯に「こんなレンズは自分には縁遠い」と思いつつ、ちょっとしたきっかけで買ってしまい、あっという間に自分といっての伝家の宝刀とも言えるレンズとなりました。

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これから始めるデジタルカメラ〜富士フイルム編〜

デジタルカメラを始めたくていろいろ調べてるけど、決め手にかけて一歩踏み出せない人の背中を押せる内容をお届けしていきましょう。

今回は、今となっては化粧品でおなじみの富士フイルムのカメラについて紹介していきます。

富士フイルム製カメラの特徴

1.本格派APS-Cカメラシリーズ

かつてはデジカメシーンのメインを張っていたAPS-Cサイズのセンサー機も数を減らし、キヤノン、ニコンのプロ向け一眼レフはディスコンへ。これからの時代を担うミラーレス機での展開が不透明な中で、富士フイルムはミラーレス黎明期からAPS-C機をメインとして手掛け、今もなお継続中。機種やレンズのラインナップをひと通り取り揃えられているので、システムを組みたい人は大いに組めるし、APS-Cセンサー機を所望している人は注目しておきましょう。

フルサイズ至上主義な界隈ですが、APS-Cセンサーが映し出す絵は充分すぎるほど高画質ですし、価格も多少抑えられているので、比較的システムが組みやすいのも魅力です。

2.国産メーカー唯一のフルサイズ以上のカメラシステムを展開

フルサイズを超える、44✕33mmセンサーを搭載するデジタル判中判カメラシリーズを展開している国産メーカーでもおなじみ。かつては本体だけで100万超えは当たり前のデジタル中判を100万円を切る値段で展開するなど、その敷居を下げることに貢献しているほか、性能は従来のデジタル中判と変わらない超高画質な絵作りを実現。フルサイズよりも明らかに表現豊かな描写には、センサーサイズの優位性を肯定せざるを得ません。

3.メリハリの効いた画作り

富士フイルムの絵作りはフィルムメーカー由来の独特なものになっているため、根強いファンが多いのも特徴。ピクチャーモードの種類にもよりますが、基本的にはコントラスト高めのメリハリの効いた目を引く仕上がり。また、いたずらにシャープというわけではなく、ナチュラル寄りな描写と言った印象です。この画作りはコンデジ〜中判まで共通しています。

4.高級コンデジ、レンジファインダーライクなどカメラバリエーションが豊富

スマートフォン搭載カメラの台頭で激減したコンパクトデジタルカメラを今も精力的にリリースしている数少ないメーカーの一つ。X100シリーズは35mm単焦点固定レンズ機と素通しファインダーという尖った仕様で成功を果たし、人気高級コンデジとして今は5代目が展開中。

そのほかにも、レンズ交換式でX-proシリーズという、プロ向け思えて実はそうじゃない、見た目だけレンジファインダースタイルの素通しファインダー搭載機という趣味性の高い機種を最上位に位置づけるなど、ほかのメーカーにはないラインナップも魅力。ライカのカメラに近い付加価値があり、根強いファンを獲得することに成功しています。

富士フイルム製カメラ、オススメ用途

カメラ趣味をとことん楽しむための機材として

コンデジ〜中判まで揃えているメーカーは、国産メーカーでは富士フイルムだけ。趣味性や個性的なカメラも多いため、選び方次第でいろんな写真の楽しみ方を体感することができます。

富士フイルム製カメラを積極的にオススメできない人

プロカメラマンを目指している人

理由はOMDSカメラ紹介時とほぼ同じ理由。センサーはフルサイズがいいですし、富士フイルムのカメラがかつてよりもかなり進化したとはいえ、AF性能や防塵防滴など機械的な部分ではまだ遅れている印象で、正確で不備の無い性能を求められるプロシーンではまだ少し難しいです。

クラシックスタイルやレンジファインダースタイルといった個性的な形も、プロシーンではあまり適しません。その分、日常生活では以上に映えるデザインなので、積極的に持ち出して富士フイルムのカメラとともに写真趣味に没頭してみてはどうですか?

これから始めるデジタルカメラ〜オリンパス編〜

デジタルカメラを始めたくていろいろ調べてるけど、決め手にかけて一歩踏み出せない人の背中を押せる内容をお届けしていきましょう。

今回は、オリンパスでおなじみ現「OMデジタルソリューション」(以下OMDS)のカメラについて紹介していきます。

OMDS製カメラの特徴

1.センサーが小さい。

OMDSのカメラは一部コンデジを除き、ほぼすべてのカメラが「マイクロフォーサーズ」という規格で統一されていて、センサーサイズはフルサイズセンサーのおよそ1/4と小さいです。ただし、1/4というセンサーサイズは決して小さすぎるということはなく、一定基準以上の画質は保証されていて、ウェブはもちろん紙媒体掲載写真にも問題なく対応可能。
実用面でのデメリットを上げるとするなら、高感度にあまり強くないこと。現在のOMDSカメラでもISO1600でギリギリ許容範囲といったところです。ISO感度の挙げすぎには充分気をつけましょう。

2.システムが小さい

センサーサイズが小さいことによる恩恵。同グレードのフルサイズセンサー搭載機と比べてふた回りほどのボリューム差があり、大三元レンズ3本にボディ2台というプロじみたシステムを組んだとしても、標準のカメラバッグ一つで済んでしまったりします。
フルサイズミラーレス機の場合、ボディは小さくてもレンズが大きいままで、バランスが悪い姿になったりします。その点でマイクロフォーサーズは、レンズもコンパクトにまとまっていてバランスが非常に良く扱いやすいです。

3.レンズ性能とラインナップが豊富

パナソニックもマイクロフォーサーズカメラを展開していますが、メインに据えているOMDSのほうがレンズ資産は豊富です。Zuikoブランドはフィルム時代から定評があり、デジタル時代も健在。描写力は極めてよく、開放値からシャープに映ってくれます。センサーサイズが小さいことによってボケ味が強い写真が撮りづらいのをF値の低いレンズでカバー。明るい大口径レンズでも比較的小さくまとまっています。

4.堅強なカメラ仕様

他メーカーにおいての防塵防滴性能は、安心保証みたいな位置づけですが、OMDSの防塵防滴性能は業界随一。フラッグシップ機にシャワーをあてるパフォーマンスは界隈で話題になりました。いつどんなときでも使えることが重要なカメラにおいて、日和る心配がないことは非常に重要だと思います。

5.安い

センサーサイズの大きさはそのまま価格に直結します。センサー自体の値段もそうですが、その規格に合わせたレンズを作ろうとすると自ずとコストがかかってきます。

フルサイズセンサーミラーレス機でカメラを始めようとした場合、最もグレードを低くしたとしてもレンズキットで16万円強。最低限のアクセサリーや記録媒体を含めるとおよそ20万円といったところです。

対してマイクロフォーサーズは、最もグレードが低いと10万円以下でも買えて、20万円の予算があれば最高峰機種のレンズキットが買えてしまいます。

OMDS製カメラ、オススメ用途

1.旅行用カメラとして

システムがコンパクトでまとまるので、旅先に持ち込むカメラとしてオススメです。高倍率の便利ズームがいずれもとてもの性能が高く近接性能も良いので、風景、家族写真、料理などのテーブルフォトにも対応可能。OMDS製カメラは業界随一のボディ内手ブレ補正を持ち合わせているので、悪条件での撮影も成功しやすいです。
スマホで写真を共有する程度であれば、センサーサイズにこだわる必要もありません。もちろん印刷しても問題はありません。

PENシリーズであれば、よりコンパクトで見た目もスタイリッシュなので持ち歩きやすいです。センサーサイズもマイクロフォーサーズ規格なので画質は充分。

2.仕事における補助的な撮影に実用性を求めるとき

例えば、仕事先や取材先で記録としてだけでなく、もしかしたらプレゼン資料や掲載サイト・雑誌などで使われる可能性もある写真を撮るときにもオススメ。不確定な撮影に大掛かりな撮影機材は億劫ですし、結局撮影NGだったときの徒労感は凄まじいです(持ってきていないよりはマシですが)。スマホでもいいけれど保険はうっておきたいと思っている方は、初期投資も抑えられるので、検討の余地ありです。

3.近接撮影を楽しみたい

オリンパス時代から近接撮影に定評があり(顕微鏡でもおなじみ)、デジタル時代においてもセンサー規格によって奇しくも近接に強いシステムになっています。標準ズームだけでなく、望遠ズームでもかなり近づけられてハーフマクロくらいの撮影ができてしまったりします。マクロレンズのラインナップも豊富。
手ブレ補正が極めて強力なのもマクロ撮影に貢献してくれます。いまでこそボディ内手ブレ補正はミラーレス機には当たり前の機能となっていますが、その先駆者はオリンパス。性能は今でも業界最高峰です。

OMDS製カメラを積極的にオススメできない人

プロカメラマンを目指している人

プロカメラマンを目指してカメラを買おうとしている人は、必ずフルサイズセンサー機を購入しましょう。プロの領域になってくるとカメラに求められるものが変わってきます。
それでも気になる方は、フルサイズシステムを組んだあと、もしくはカメラマンとして名を上げたあとに買いましょう。
コンパクトにシステムがまとまるOMDS機はサブ機としては非常に優秀です。