お目当ての革靴を買ったとき、嬉しさのあまり「ヤッター!」と履いてどこかへ走り出してしまいたいところですが、その前にまずは「プレメンテ」を行うことをオススメします。
本革は生き物の革をなめしたものなので、なにもしていなくても時間とともに少しずつ劣化していきます。靴が作られてから店頭に並び、アナタの手元に渡るまで、どれぐらいの時間が経っているわかりません。
その間に抜けた油分などを補填して革のコンディションをあげていくことで、当初の劣化の促進を防ぐことができ、革靴特有のエイジングを大いに楽しむことができます。
今回は、レッドウィング8111アイアンレンジャーとともにプレメンテを紹介します。
ワークブーツでもフォーマルな革靴でもやることは基本的に同じ。合革でもやっておいて損はないです(意味はなくても綺麗にはなります)。必要なものと手順を覚えて、今後革靴ライフに活かしてみてください。
1.靴紐をとりはずして、シューツリーを入れる
2.馬毛ブラシでホコリを落とす
3.油分を補充する
4.プレメンテ完了
以上の手順で、革にしっとりとしたツヤが出てきたらプレメンテ完了。
その後は履き終わった後に馬毛ブラシでブラッシングし日々ケアをしつつ、シーズン毎、ないし油分が抜けたなと思ったときに再度油分を充填しましょう。
定期的なメンテについては別途お届けしていきます。