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人気モデル・ベックマンの別ライン「フラットボックス」
レッドウィングの現・定番「ベックマン」の先芯を抜いたものが「フラットボックス」というモデルになります。
プレーントゥタイプは、つま先を丸く形作るために入れられている先芯によって、履き込んでいくと甲の部分が沈みつま先がクっと上を向いたおなじみの形状に変化していくのですが、この先芯をなくすことによってつま先のアッパー具合がなくなり、文字通りのフラットなフォルムを形成。他のモデルと比べてシャープな印象に変化していきます。
そして、本来履きジワが入ることがあまりないつま先あたりにも積極的にシワが刻まれて、表情豊かなエイジングが楽しめるとともに、自分の足にどんどん馴染んでいく感覚を、履き心地だけでなく見た目からでも感じることができるんです。
実際の履き心地も柔らかく馴染みが良い印象。
フラットボックスはエイジングが始まってからが本番なのだ
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ただ、先芯が抜かれているせいで、新品状態だとつま先にかけてのフォルムが通常のベックマンよりもなんとなく地味な印象。端的に言ってしまうと…ちょっとかっこ悪いかも?
でもそんな地味なブーツもちょっと履けば…。
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全く違う靴かと見紛うほどの変貌ぶりじゃないですか?
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こんなところにも履きジワが出てくるんだって気付けるくらいエイジング変化が顕著に現れるので、自分の足の形や歩き、癖などもそのままトレースされているような感覚…? より“相棒感”とか“愛着”が生まれやすいモデルといえます。
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エイジングが顕著だからこそしっかり手入れをしていきたい
こうしたエイジング変化が顕著に出るタイプは、お手入れをそれなりにしたほうが良いと思います。油分が抜けきったカッスカス状態にしていると、せっかくのエイジングも小汚さを強調する要素になりかねません。靴自体も痛みますしね。
好みにもよりますが、靴クリームを使ってツヤ強めに仕上げてエイジング変化を強調させるのがオススメです。
フラットボックスはフォルムがシャープで、多少フォーマルだったりドレッシーなシーンでも積極的に履いていけると思います。
手入れが行き届いてみえるエイジングブーツは、そういったシーンで一目置かれるかもしれませんよ。
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